アメショを知る

アメショのよくある質問30|抜け毛・鳴き声・一人暮らし・抱っこ・費用・病気まで一問一答

公開:2026年9月24日

この記事は一般的な情報をもとにまとめたもので、動物看護師による内容の確認を順次進めています。診断や治療の判断は、必ずかかりつけの動物病院で行ってください。

世界一かわいい猫種、アメリカンショートヘア。お迎えを考えている方からも、すでに一緒に暮らしている幸せな方からも、たくさんの「これってどうなの?」が寄せられる猫種です。

この記事では、アメショについてよく聞かれる質問を30個集めて、一問一答でお答えします。気になる質問から読めるよう、テーマ別に分けました。読み終わるころには、アメショのことがもっと好きになっているはずです。

テーマ 質問
性格・行動 Q1〜Q10
お手入れ Q11〜Q15
体・成長 Q16〜Q20
健康 Q21〜Q24
お迎え・費用 Q25〜Q30

性格・行動についての質問

Q1. 鳴き声は大きいですか?

アメショは、鳴き声が比較的控えめな子が多いといわれます。「ニャッ」と短く話しかけてくるような鳴き方がよく聞かれます。ただ、ごはん前や遊んでほしいときにはしっかり主張する子もいて、個体差が大きいところです。鳴き声ごとの気持ちはアメショ語辞典でどうぞ。

Q2. 抱っこは好きですか?

抱っこが大好きな子もいれば、「そばにいるのはいいけど、抱っこは短めで」という子もいます。筋肉質で活発な猫種なので、じっと抱かれているより自分で動きたい子も少なくありません。正しい抱き方と慣らし方は抱っこのしかた・触られることに慣らす方法にまとめています。

Q3. 一人暮らしでも飼えますか?

はい、アメショは一人暮らしの方にも人気の猫種です。日中の留守番が比較的得意といわれ、適応力も高いからです。ただし、帰宅後にしっかり遊ぶ時間をとること、夏冬の室温管理、泊まりのときのお世話の手配は欠かせません。詳しくはアメショの性格と飼いやすさをどうぞ。

Q4. 留守番はどれくらいできますか?

健康な成猫なら、日中の仕事くらいの時間は問題ないことが多いです。泊まりは1泊程度までがひとつの目安で、2泊以上になるなら誰かに様子を見てもらいましょう。子猫やシニア、持病のある子は短めに考えてください(留守番はどれくらいできる?)。

Q5. 子どもがいる家庭でも大丈夫ですか?

アメショは比較的おおらかで、子どものいる家庭にも向いているといわれます。とはいえ、大きな声や急な動きは猫のストレスになることも。猫が逃げ込める高い場所を用意し、「寝ているときは触らない」などのルールを子どもと決めておくと安心です。

Q6. 先住猫や犬と仲良くできますか?

社交的な子が多く、多頭飼いや犬との暮らしにもなじみやすいといわれます。ただ、相性は相手の性格にも左右されるので、最初は部屋を分け、においから少しずつ慣らすのが基本です。対面の手順はアメショの性格と飼いやすさで紹介しています。

Q7. オスとメス、どちらが飼いやすいですか?

一般的には、オスは甘えん坊でおおらか、メスはしっかり者でマイペース、という傾向がよくいわれます。体格はオスのほうが大きめです。ただし、あくまで傾向で個体差のほうが大きく、避妊・去勢後は差が小さくなることも多いといわれます。どちらを選んでも、世界一かわいいことに変わりはありません。

Q8. 夜中に走り回るのはなぜですか?

猫はもともと明け方や夕方に活発になる動物で、アメショは特に運動量の多い猫種です。日中の遊びが足りないと、夜に「大運動会」が始まりやすくなります。寝る前にしっかり遊んで、ごはんをあげると落ち着きやすくなります(おもちゃと遊び方)。

Q9. 手や足にかみついてくるのはなぜですか?

多くは遊びの延長で、狩猟本能の強いアメショは、動く手足を獲物に見立ててしまうことがあります。手でじゃらすのはやめて、じゃらしなど「かんでいいおもちゃ」で遊ぶ習慣をつけましょう。急にかむようになった、触ると怒るといった場合は、痛みなど体調の変化が隠れていることもあるので動物病院に相談を。

Q10. 賢いって本当ですか?

ドアの開け方や、ごはんの時間、冷蔵庫を開ける音などをすぐに覚える子が多く、「賢い」と感じる飼い主さんはたくさんいます。知育トイ(転がすとフードが出るおもちゃ)を使うと、頭を使う遊びも楽しめます。かわいいうえに賢いなんて、アメショは欲張りセットです。

お手入れについての質問

Q11. 抜け毛は多いですか?

短毛ですが、毛が密に生えているので、抜け毛は少なくありません。特に春と秋の換毛期には、ブラッシングのたびに驚くほど取れます。普段は週2〜3回、換毛期はできれば毎日のブラッシングが目安です(アメショの毛の手入れ)。

Q12. シャンプーは必要ですか?

室内飼いの短毛の猫は、基本的には自分の毛づくろいできれいに保てるので、定期的なシャンプーは必須ではないことが多いです。汚れがひどいときや、皮膚の病気で獣医師にすすめられたときに行うのが一般的です。嫌がる子も多いので、無理はしないでください。

Q13. 爪切りはどれくらいの頻度ですか?

前足は2〜3週間に1回くらいが目安で、後ろ足は伸びるのがゆっくりなので様子を見ながらで大丈夫です。一度に全部切ろうとせず、1日1本からでもOK。切り方と慣らし方ははじめての爪切りで詳しく紹介しています。

Q14. 歯みがきは必要ですか?

はい、できればしてあげたいケアです。歯周病は猫全般に多い病気で、子猫のうちから口を触られることに慣らしておくと、大人になってからぐっと楽になります。いきなり歯ブラシではなく、口のまわりを触るところから少しずつ進めましょう。

Q15. 猫アレルギーでも飼えますか?

猫アレルギーの主な原因は、毛そのものではなく、猫の唾液や皮脂などに含まれるたんぱく質といわれています。アメショも例外ではなく、「アレルギーが出にくい猫種」とはいえません。アレルギーがある方は、お迎えの前に医師に相談し、猫と過ごす時間を持ってから判断しましょう。

体・成長についての質問

Q16. 大人になるとどれくらいの大きさになりますか?

成猫の体重は、オスで4〜6.5kg、メスで3〜5kg程度がひとつの目安です。骨太で筋肉質なので、抱っこすると見た目以上にずっしり感じます。子猫の体重の目安は成長チェッカーで確認できます。

Q17. 何歳まで生きますか?

12〜15歳前後がひとつの目安で、20歳近くまで元気に過ごす子もいます。体重管理、室内飼い、定期的な健康診断が長生きの基本です。7歳ごろからのケアはシニア期のアメショと暮らすをどうぞ。

Q18. 太りやすいって本当ですか?

はい、アメショは食欲旺盛で太りやすい猫種といわれます。しかも筋肉質なので、太っても見た目で気づきにくいのがやっかいなところです。フードは量って与え、体重と体型を定期的にチェックしましょう(太りやすい理由とダイエット、体型チェック(BCS))。

Q19. 子猫の模様がぼんやりしていますが、大丈夫ですか?

アメショの子猫は、生後2〜6か月ごろに毛が伸びて、模様がぼやけて見える時期があります。多くは大人の毛に生え替わる生後6か月〜1歳ごろから、模様がはっきりしてきます。月ごとの変化は子猫の成長カレンダー、柄の種類は毛色・柄図鑑でどうぞ。

Q20. 目の色はいつ決まりますか?

子猫の目は、生まれてしばらくはみんな青っぽい「キトンブルー」です。生後6〜8週ごろから少しずつ変わり始め、数か月かけて大人の色になっていきます。シルバータビーはグリーンやヘーゼル、ブラウンやレッドはゴールドやカッパーが多い傾向です。

健康についての質問

Q21. かかりやすい病気はありますか?

アメショは全体として体が強い猫種といわれますが、肥大型心筋症(HCM)という心臓の病気にかかりやすい猫種のひとつとされています。症状が出にくい病気なので、1歳を過ぎたら一度、心臓の検査についてかかりつけ医に相談してみましょう(アメショと肥大型心筋症)。そのほか、肥満や歯周病、シニア期の腎臓病なども気をつけたいところです。

Q22. 健康診断はどれくらいの頻度で受けますか?

成猫は年1回、7歳ごろからのシニア期は年2回がひとつの目安です。猫は体調不良を隠すのが上手なので、元気なうちから検査の数値を記録しておくと、変化に気づきやすくなります。はじめての病院選びははじめての動物病院をどうぞ。

Q23. ペット保険は入ったほうがいいですか?

猫の医療には公的な保険がないため、治療費は基本的に全額自己負担で、手術や入院では高額になることもあります。保険に入るか、自分で医療費を積み立てるかは、家計の考え方しだいです。補償内容や保険料の目安はアメショを迎える費用でも紹介しています。

Q24. 毛玉を吐くのは大丈夫ですか?

猫は毛づくろいで飲み込んだ毛を吐き出すことがあり、元気・食欲があって、たまに毛玉を吐く程度なら心配いらないことが多いです。ブラッシングで抜け毛を減らすと、吐く回数を減らせます。何度も吐く、吐こうとしても何も出ない、食欲がない、ぐったりしているときは早めに受診しましょう(猫が吐いたとき)。

お迎え・費用についての質問

Q25. どこから迎えるのがいいですか?

ブリーダー、ペットショップ、保護猫・里親の3つが主な選択肢です。子猫から育てたいか、親猫を確認したいか、性格の分かっている成猫と暮らしたいかなどで向いている方法が変わります。それぞれの特徴と良いブリーダーの見分け方はアメショの迎え方にまとめています。

Q26. お迎えにはいくらかかりますか?

ブリーダーやペットショップから迎える場合、生体価格は15万〜40万円程度が目安で、用品や最初の医療費を合わせると25万〜55万円程度になることが多いです。保護猫の場合は譲渡費用が数万円程度と、もう少し抑えられることが多いです。内訳はアメショを迎える費用と毎月かかるお金をどうぞ。

Q27. 毎月の費用はどれくらいですか?

フード、猫砂、消耗品などで、月に7千〜1万5千円程度がひとつの目安です。これに加えて、ワクチンや健康診断などの医療費が年に数万円かかります。夏と冬は、留守中のエアコン代も見込んでおきましょう。

Q28. 保護猫のアメショもいますか?

はい、います。繁殖をやめたブリーダーのもとから保護された子や、飼い主さんの事情で手放された子、アメショの血を引く「アメショ系」の子など、事情はさまざまです。成猫やシニアの子も多く、大人のアメショの落ち着いたかわいさは格別です。

Q29. 子猫と成猫、どちらを迎えるのがいいですか?

子猫は成長をいちばん近くで見守れるのが魅力ですが、ワクチンや体重管理、いたずら対策などお世話は多めです。成猫は性格がある程度分かっていて、生活リズムも落ち着いているので、はじめての方や日中不在がちな方にも向いていることがあります。準備するものはお迎え準備チェックリストで確認できます。

Q30. 「ショータイプ」と「ペットタイプ」は何が違いますか?

ショータイプは、猫種の理想の姿を定めた「スタンダード」に特に近い子、ペットタイプは家族として暮らすのにぴったりな子、という分け方です。違いは主に模様の鮮明さや体型のバランスといった見た目で、健康や性格の良し悪しとは関係ありません。詳しくはアメショのスタンダード(品種標準)って?で解説しています。

まだ気になることがあったら

アメショの基本をまとめて知りたい方はアメショってどんな猫?総まとめ、ルーツが気になる方はアメショの歴史もどうぞ。はじめて猫を飼う方向けのシリーズははじめてアメショを飼う人へにまとめています。

まとめ

30の質問に答えてきましたが、最後にもうひとつだけ。「アメショって、そんなにかわいいの?」という質問には、このサイトは迷わずこう答えます。はい、世界一かわいいです。抜け毛も、夜の運動会も、食いしん坊なところも、全部ひっくるめて愛おしい。そんなアメショとの毎日を、これからも応援しています。

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